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千葉県成田市で起きたアパート火災で住人のブラジル人女性が死亡した事件が、中国のSNS上でも話題になっている。
千葉県成田市で起きたアパート火災で住人のブラジル人女性が死亡した事件が、中国のSNS上でも話題になっている。
ブラジルで発行されている日本語新聞「ブラジル日報」は6日付で「『日本は安全』と投稿した翌日=千葉県で殺されたブラジル人研究者」との記事を掲載した。同記事によると、このほど千葉県成田市のアパートで火災が発生し、焼け跡からブラジル人女性アマンダ・ボルヘス・ダ・シルバさん(30)の遺体が発見された。警察は、スリランカ出身アバイリヤ・パタワディゲ・パトゥム・ウダヤンガ容疑者(31)を放火の疑いで逮捕し、強盗殺人も視野に捜査を進めているという。
アマンダさんは言語学の修士号を持つ研究者で、アジア各国を旅していた。新幹線で忘れたリュックサックが戻ってきたことに「本当に安全な国」と驚いていたという。また、死亡する前日にはSNSに「日本はとても安全な国。だから私はここに移住したい」とつづったほか、母親との電話でも「日本にいると安心できる」と話していたという。
この事件について、中国のSNS・微博(ウェイボー)で150万超のフォロワーを持つブロガーは「日本はとても安全な国…翌日アパートで死亡」と紹介。中国のネットユーザーからは「日本は相当『安全』なようですね(皮肉)」「日本は首相が殺害されるくらい安全だもん」「間違った認識の代償を払ったな」「彼女は命をもって日本が安全ではないことを証明した」といった声が上がった。
また、「こんな事件が起きて、日本人は反省しないのか?(※中国で同様の事件が起きた際に中国人が反省を迫られたことから)」「日本のSNSでは『外国人が日本の治安を悪化させている』とか、『外国人労働力は長期的に見ると治安や税収の面で問題』というコメントが出ていた。満腹になったら料理人を罵る(恩を仇で返す)とはこのこと」「日本社会は表向きは輝いて見えるが中身は腐っている」などと批判するコメントも。
一方で、少数ながら「日本の治安は良いと思う」「日本はブラジルと比べれば安全なのは間違いない」「日本や韓国は確かにほとんどの西側諸国より安全な国」との意見も見られた。(翻訳・編集/北田)
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