中国のアプリ、数カ国でダウンロード数がトップ10入り

CRI online    2025年5月7日(水) 5時30分

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モバイルアプリケーションを分析するプラットフォームのデータでここ1カ月、中国のアプリが米国のモバイルアプリランキングで何度もトップを占めていることが分かりました。写真は小紅書。

モバイルアプリケーションを分析するプラットフォームのデータで、ここ1カ月、中国のアプリが米国のモバイルアプリランキングで何度もトップを占めていることが分かりました。具体的には、ショートドラマのアプリが4月6日にエンタメ系ジャンルで1位、越境ECアプリ「DHgate(敦煌網)」が4月14日にネットショッピング系で1位、アートトイメーカーPOP MART(ポップマート)のアプリが4月25日に米国の新たなトップスターになっています。

2025年以降、中国のアプリは169の国や地域でダウンロードランキングのトップ10に入っています。そのうちの18カ国では、中国のアプリがトップ10のうちの半数以上を占めています。

中国版のInstagramとも呼ばれる小紅書(RED)は1月に全世界のダウンロードランキングでトップ10入りを果たしました。プラットフォーム上でのリアルなシェアは、地域の壁を破り、海外の若者たちに中国人の情熱、暖かさ、中国生活の活力に満ちた様子を感じさせています。

2月にローンチされたオープンソースの大規模言語モデルDeepSeek(ディープシーク)はダウンロード数がわずか数週間で世界のトップ3に入りました。非常に複雑で高度なアルゴリズムとスムーズな使用感により、外国のユーザーは「中国の大規模言語モデルは使いやすく、しかも高性能だ」と驚きをもって受け止めています。

4月に実施された米国の新たな追加関税措置は越境ECの新たなブームに火を着けました。タオバオアプリは29カ国のネットショッピングアプリランキングで1位となり、「良質な商品を産地から直接お届け」という言葉が人気キーワードにもなっています。世界各国のネットユーザーが自らのダウンロードや消費行動で信頼の1票を投じ、中国の商品は安いだけでなく高品質の代名詞であると証明しました。

中国のアプリで宅配便を受け取ったり、アートトイを買ったり、ショートドラマを見たりするのは、最近では多くの外国人の日常生活になっています。中国のアートトイメーカーPOP MART(ポップマート)の新商品発売初日、ロサンゼルスの直営店には発売を待つ数百人が長蛇の列を作り、中にはマットを持ち込んで前夜から入り口の前で待っている人もいました。英国のケンブリッジやイタリアのミラノでも同じ風景が見られました。中国のアートトイは価格やコストの低さに頼るのではなく、アイデアと独特の美意識で世界の若者たちに愛されています。

海外で利用されるアプリは、以前はゲームが主流でしたが、今ではショッピング、飲食、物流、人工知能(AI)、撮影などまで種類が広がっています。中国人にはおなじみのアプリアイコンが今や、外国人たちのスマートフォンの「日常アプリ」になっています。(提供/CRI

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