5月4日は中国の「青年節」でした。習近平国家主席は、青年節の前、教育支援西部計画ボランティアチームのメンバーとしてキルギスとの国境に近い新疆ウイグル自治区アトゥシュ市ハラジュン郷のシェイット小学校で活動中のメンバー全員に返信し、全国の青年たちに節日を祝うあいさつを贈り、期待を示しました。習主席の返信は全国の青年たちに大きな反響を呼び、青年たちは、習主席の指示を念頭に置き、中国式現代化の建設に若者の力で貢献しなければならないとの決心を示しました。

シェイット小学校で活動中のボランティアチームのメンバーの1人、李磊さんは、「私はここに根を下ろし続け、習主席の言葉を心にとどめ、自分の教育と指導の能力を高めて、より多くの子どもたちの成長の道を導くために努力していきたい」と語りました。

国境からわずか47キロの距離にあるシェイット小学校には主にキルギス族の児童が在籍しており、290人以上の児童はそのほとんどが国境警備員や農牧民の子どもたちです。シェイット小学校は2022年8月に西部計画ボランティアの支援学校となりました。23人のボランティアチームメンバーは全員が1990年代生まれです。過去3年間で地元の子どもたちに適した教育方法を模索し、2000回以上の家庭訪問を行い、科学実験教室や部外活動を開設しました。返信に先立って、メンバーたちは教育支援の成果と感想を手紙にまとめ、習主席に送っていました。

西部計画は20数年前から実施されており、これまでに50万人以上の大学生ボランティアが地元の教育や農業、医療などの分野の支援に派遣されており、活躍してきました。（提供/CRI）