京都の寺院を訪れていた韓国人観光客の男が、女性のスカートの中を盗撮した疑いで逮捕された。3日、韓国・聯合ニュースによると、韓国文化広報専門家として知られる誠信女子大学の徐ギョン徳（ソ・ギョンドク）教授が、この男を「国の恥」と強く批判した。

日本の報道によると、男は20代で、1日に京都観光ツアーに参加。京都市内の寺院を訪れた際、同じツアーに参加していた韓国人観光客の女性2人のスカートの中にスマートフォンを差し入れ、下着を盗撮した疑いで逮捕された。男の様子を見て別のツアー客が気付き、韓国人ツアーガイドが京都府警に通報したという。

徐教授は3日に自身のSNSで事件について伝え、「最近、日本でこうした事件が相次いで起きており、韓国のイメージが失墜している」と指摘。1月に大阪で韓国人観光客の男（18）が女子高校生に抱きつき体を触るなどした疑いで逮捕された事件、2月に福岡空港の撮影禁止区域でK-POPアイドルの写真を撮ろうとし、制止しようとした税関職員に暴力を振るった韓国人の女が逮捕された事件について説明した。

そのうえで、こうした事件により「K-POP、K-Food、K-Dramaなど韓流コンテンツによって向上した韓国のイメージを一瞬で失いかねない」と懸念を示し、「韓国人観光客は海外で『グローバルエチケット』をよく守り、韓国のイメージを失墜させないよう注意を傾けなければならない」と呼び掛けた。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「国の恥。入国できなくすればいい」「恥を知れ」「おかしなやつがたくさんいるな」などのあきれ声が多く寄せられた。

また、「いっそ日本で裁判して10年くらいの懲役にしてほしい」「日本の法で裁いてもらって、臭い飯を食え」「韓国は法が甘くてこういうことがよく発生する。日本できっちり処罰して見せしめにしてもらいたい」「犯罪者を日本人の税金で食わせてもらう気か？韓国の刑務所に入れなきゃダメでしょ」といったコメントのやり取りも見られた。（翻訳・編集/麻江）