帰省ラッシュのピーク、列車大幅増発も混雑は解消されず

2007年7月1日以来、中国各地の鉄道は大混雑に見舞われている。大学生の帰省ラッシュと夏休み旅行時期とが同時に訪れたためだ。予測では7日、8日にピークを迎え、1日あたりの旅客数は400万人に達する見込みだ。

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中国の鉄道は今年春の第6回鉄道高速化以来、初めての夏の帰省ラッシュを迎えた。旅客数は例年を上回ると見られ、鉄道部門は中国版新幹線「調和号」33往復を始めとして、574往復の臨時列車を増発する。

鉄道関係者は出来る限り需要に応え、安全で快適な交通手段を提供したいと語っている。もっとも混雑のため切符が買えなかったり、あるいは立ち乗り席しかないという状況は例年と変わらないもよう。ある大学生は「帰路の苦労を考えれば、あんまり帰省したくない」とまでこぼしていた。（翻訳・編集/KT）