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中国メディアの時代週報は1日、「クーポン券の発行や入場料の割引など中国各地が観光客の獲得に力を入れている」とする記事を配信した。写真は雲南省麗江市の麗江古城。
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中国メディアの時代週報は1日、「クーポン券の発行や入場料の割引など中国各地が観光客の獲得に力を入れている」とする記事を配信した。
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中国ではこの日、5日間にわたる労働節の大型連休が始まった。記事によると、中国各地の観光客獲得に向けた動きは1カ月ほど前から活発化しており、そうした中でまず挙げられるのがクーポン券の発行規模の大きさと多様さだ。
青海省では、2025年4月12日から26年2月28日までの文化・観光消費促進活動期間で3000万元(約6億円)が投入される。一方、河南省は4月30日午前10時に第1期分の飲食・小売クーポン券を放出。こちらは5000万元(約10億円)規模だ。さらに四川省は5月の大型連休に6800万元(約13億6000万円)余りのクーポン券を発行する措置を打ち出した。
また、クーポン券は宿泊や観光地の入場、飲食、イベント、交通など幅広い分野をカバーして観光客の多様なニーズに応えている。発行する都市を見ると、北京、上海、広州、深センなどの大都市や黄山、杭州、三亜、昆明などの観光都市だけでなく、県レベルの都市でも5月の大型連休に向けたクーポン券の大量発行に動いたところは少なくない。
さらに、中国各地の観光地では入場料の割引が一般化している。「三山五岳」(黄山、廬山、雁蕩山、嵩山、泰山、華山、衡山、恒山)の多くでさまざまな割引が実施され、大型観光地によるこうした動きの中で中小の観光地も割引実施の列に加わっている。
これと同時に文化・観光関連の各種イベントも次々と登場。例えば、四川省は5月の大型連休と端午節に合わせ、「パンダ」や「中国風」、アニメ映画の「ナタ」などの人気コンセプトを組み合わせたイベントを打ち出している。(翻訳・編集/野谷)
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