日本経済低迷の原因は「日本人の意地悪さ」に? 中国ネット「イメージ通り」「中国の若者も…」

Record China    2025年5月3日(土) 11時0分

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日本経済の低迷の原因が「日本人の意地悪さ」にあるとする大阪大学などの研究が、中国のSNS上でも話題になっている。

日本経済の低迷の原因が「日本人の意地悪さ」にあるとする大阪大学などの研究が、中国のSNS上でも話題になっている。

話題になっているのは「President Online」が2021年5月25日に掲載した「ニューズウィーク日本版」の記事「日本経済、低迷の元凶は日本人の意地悪さか 大阪大学などの研究で判明」で、日本経済がバブル崩壊以降、30年にわたってほとんど成長できない状況が続いている原因として、大阪大学社会経済研究所を中心とした研究グループの研究から「日本人は米国人や中国人などと比較して他人の足を引っ張る行動が多い」という結果が得られたことを伝える内容だ。

同記事は今年4月30日、実業家の前澤友作氏(49)がX(旧ツイッター)で引用し、「痛いほどよく分かる」と同意するコメントを残したことで再び注目を集めた。前澤氏は「もちろんこれだけが経済低迷の要因ではないけど一因ではあると思いますよ。出る杭は打たれるので出れる人も出たくなくなるのかと。挑戦して目立つことに尻込みしてしまう若い人多い気がする。ちなみに僕は気にせず出るタイプです笑」とも投稿している。

この話題は中国のSNSでも紹介されており、ネットユーザーからは「イメージ通りだな」「その通り。日本人は保守的すぎる」「成功者に対する感情は、中国人の場合『一緒にやらせて!教えて!私も楽して成功したい!』。日本人の場合『あいつは悪いことをしてる!ルール違反だ!常識がない!』」「どうりで日本人は新しいものを受け入れようとしないわけだ」「島国の考え方。彼らの頭の中の正しさとは共通していなければならず、異なることは悪いことなのだ」「EV(電気自動車)を例に見てもそうだ。日本人は毎日のようにテレビで中国の発火事故のニュースを見ている。そして中国の車は爆発するものと思い込む。だから毎日何もせずに勝った気でいる。他も同じで、まず定義付けしてからその問題を見ている」といった声が上がった。

一方で、「非常に同意するが、この傾向は(中国)国内の若者にも見られる。積極的に学ぶことを恥じるなど『寝そべり(無気力)』文化が広まっていて、優等生はかえって軽蔑される。こういう風潮は特にこの10年間顕著になっている」「国内にもこういう風潮がある。(SNSで)イラストを投稿してもすぐにああだこうだと文句を付ける素人が現れる。何か結果を出すと、『自分は正しい』ということを無理にでも証明することを迫られる」「人間性とは複雑なもの。国籍によって決まるものではない」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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