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1日、香港メディア・香港01は、中国の人工知能(AI)研究開発規模が世界をリードしていることが中国当局のデータによって明らかになったと報じた。
2025年5月1日、香港メディア・香港01は、中国の人工知能(AI)研究開発規模が世界をリードしていることが中国当局のデータによって明らかになったと報じた。
記事は、4月29日に福建省福州市で開かれた第8回デジタル中国建設サミットで、国家データ局が「デジタル中国発展報告(2024年)」を発表したと伝え、その内容を紹介。昨年世界で新たに公開された生成AI関連特許4万5000件のうち61.5%が中国によるものだったとした。
また、昨年の中国におけるデータ総生産量は前年比25%増の41.06ゼタバイト(ZB、1ゼタバイト=10億テラバイト)となったほか、全国の総計算能力は280EFLOPS(エクサフロップス、1EFLOPSは1秒間に浮動小数点演算を100京回実施可能な能力)に達し、5G基地局は累計425万1000カ所、モバイルIoT端末のユーザー数は26億5600万件に上ったと紹介した。
さらに、報告では昨年の中国におけるデジタル経済コア産業の付加価値が、GDP全体の約10%を占めたことや、デジタルセキュリティーとガバナンス体制のさらなる整備、多国間および2国間のデジタル経済協力の進展、越境データ流通の利便性向上、さらには教育や医療、5G、電力、製造、金融、交通などの多くの分野でAI技術との融合が進んでいることが紹介されたと伝えている。
記事は、報告が「2025年は中国のデジタル技術と産業イノベーションが深く融合し、デジタル産業の集積効果がさらに顕在化する」と予測し、AIが中国の経済・社会の質の高い発展をけん引する新たなエンジンとなり、データ要素の応用があらゆる産業分野でより大きな価値を発揮するとの見方を示したと報じた。(編集・翻訳/川尻)
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