中国国家データ局政策・企画司の責任者は29日、福建省福州市で開催されている第8回デジタル中国建設サミットの「データ要素の市場化・価値化」分科会で、データ要素の市場化・価値化のプロセスを加速させ、データ価値の実現方法はより多元化にすると述べました。

同責任者によると、場面化をもって価値化をけん引し、データ要素のエンパワーメント効果が顕在化し、データ資産の貸借対照表への組み入れ作業も着実に進んでいます。現時点で貸借対照表への組み入れを公開した上場企業は88社、組み入れられた資産は24億8600万元（約487億2560万円）で、2024年第1四半期（1～3月）と比べて、企業数は70社増え、資産額は23億8200万元（約466億8720万円）増えました。

同責任者によると、データ要素の価値化とは、本質的に、データが生産要素として経済社会システムに入り込み、価値を創出し実現するプロセスです。同時に、より多くの経営主体がデータ市場建設に関与するのを激励し、市場化の縦方向の深化を後押しすることです。（提供/CRI）