ヤン・ズー（楊紫）が主演を務めるヒューマンドラマ「生命樹」がクランクイン直前に公開した出演者一覧で、フー・ゴー（胡歌）が「特別出演」と紹介され、「番付」に関する話題がにぎわいを見せている。

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ドラマは中国の青海省ゴルムドを舞台に、養家で育った少女「白菊」（ヤン・ズー）が食肉加工のビジネスを成功させ、故郷を貧困から脱却させる物語。「琅琊榜～麒麟の才子、風雲起こす～」「明蘭～才媛の春～」など大ヒットドラマを生み出してきた正午陽光影視が手がける力作となっている。

2024年3月に「香港国際映画＆テレビマーケット（FILMART）」で紹介され、5月に制作の準備段階に入り、10月には中国国営テレビ・中央電視台（CCTV）のドラマリストに入選。4月23日にイメージポスターを解禁し、クランクインは5月初旬と見込まれている。

一流の制作会社と国営テレビのお墨付きで注目必至の本作だが、キャリア飛躍が期待されているヤン・ズーを主役に抜てきし、フー・ゴーを2番手役に起用したことに対し、「番付」を巡るピリピリムードが広がっているもようだ。

中国のネット上では「一番手出演おめでとう」「タイトルの『生命樹』のようにヤン・ズーも力強く根を張ってほしい」「女性目線のドラマだからヤン・ズーを主役にするのは当たり前のこと」などヤン・ズーを応援するメッセージや、「フー・ゴーは『特別出演』となっているが、内容から見てほぼ友情出演のレベルかもしれない」「フー・ゴーの影響力にすがるドラマ」とフー・ゴー寄りの書き込みが寄せられ舌戦状態に。一方で、「二大スターの共演に期待したい」「気になるドラマで、本番配信が待ち切れない」といった声が相次ぎ、大いに盛り上がりを見せている。（翻訳・編集/RR）