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中国メディアの参考消息は27日、「世界初の人型ロボットによるボクシング試合が中国で開催される」とする英インディペンデントの記事を取り上げた。
中国メディアの参考消息は27日、「世界初の人型ロボットによるボクシング試合が中国で開催される」とする英インディペンデントの記事を取り上げた。
記事によると、杭州を拠点とするロボット開発スタートアップ、宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)はこのほど、人型ロボット2台による世界初のボクシング試合を開催すると発表した。
プロモーション動画では、高さ1.32メートルの人型ロボット「Unitree G1」が人間の相手と格闘し、打撃をかわしながらバランスを保っている様子が映し出されている。
ユニツリーによると、このロボットには「プロレベルのパフォーマンスを可能にし、継続的に新しいスキルを学習する」モーションキャプチャートレーニングシステムが搭載されている。動画では、ロボットがパンチやキックをしたり、強い衝撃から回復したりする様子も映っていたが、その動きは人間よりもかなり遅かった。
ユニツリーは、人型ロボットの年内量産を目指している中国のロボット開発企業のうちの一つだ。
中国は世界最大の産業用ロボット市場であり、世界中のロボット設置数の半分以上を占め、フォーチュンビジネスインサイトによると、昨年の中国の産業用ロボット市場規模は60億ドル(約8640億円)超と推計される。
グローバルデータによると、ロボット産業の市場規模は2030年までに2000億ドル(約28兆8000億円)を超えると予想され、その中で人型ロボットが重要な役割を果たすことになる。
中国には他にも、高齢者介護や家事など非産業的役割を果たすことができる人型ロボットを実証している企業がある。(翻訳・編集/柳川)
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