香港の歌手・俳優のニコラス・ツェー（謝霆鋒）が香港で約20年ぶりとなるソロコンサートを4日間にわたって開催した。

ニコラス・ツェーのソロコンサート「Evolution Nic Live進化演唱会」が24～27日の4日間にわたってカイタック・スタジアム（啓徳主場館）で開催された。2時間余りのライブでは、「因為愛所以愛」などのヒットソングを含め、広東語の楽曲が大半を占める構成で約30曲を、3日目の26日には10代のアイドル時代に出演したCMソングで知られる「壊習慣」をサプライズで披露した。これは同じ英皇娯楽（EEG）に所属する歌手ジョイ・ヨン（容祖兒）、Twinsのシャーリーン・チョイ（蔡卓妍）のリクエストに応えたもので、会場のファンを大いに沸かせた。

4日間のコンサートでは、会場に集まった芸能人の豪華な顔ぶれも大きな話題に。ジョイ・ヨンやシャーリーン・チョイに加え、俳優のニック・チョン（張家輝）やウィリアム・チャン（陳偉霆）、歌手のイーソン・チャン（陳奕迅）やハッケン・リー（李克勤）、ビビアン・チョウ（周慧敏）らが応援に駆けつけた。

また、交際相手の女性歌手フェイ・ウォン（王菲）がVIP席に姿を見せたことも注目を浴びた。ニコラス・ツェーとフェイ・ウォンは2003年に恋人関係を解消した後、それぞれ結婚と離婚を経て14年に再び恋人に戻り、当時は「世紀の復縁」と騒がれた。VIP席に登場したフェイ・ウォンの話題は中国のSNS・微博（ウェイボー）でトレンドランキング1位に入った。

さらに、ニコラス・ツェーと元夫人の女優セシリア・チャン（張柏芝）の間に誕生した17歳の長男、15歳の次男もコンサート会場に姿を見せて父親のステージを見守るなど、話題の尽きない4日間となった。（Mathilda）