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台湾メディアの工商時報は27日、米国と中国が技術覇権争いを繰り広げる中、中国は人工知能(AI)の発展に注力していると報じた。資料写真。
台湾メディアの工商時報は27日、米国と中国が技術覇権争いを繰り広げる中、中国は人工知能(AI)の発展に注力していると報じた。
記事はまず、中国国営新華社通信の報道を引用し、中国共産党中央政治局が25日午後、AIの発展と監督管理の強化をテーマとした第20回集団学習会を実施したことを取り上げた。
新華社通信によると、学習会を主宰した習近平(シー・ジンピン)中国共産党中央委員会総書記は、「新世代AI技術の急速な発展という情勢を前にして、新型挙国体制の優位性を十分に発揮し、自立自強を堅持しなければならない」と強調した。また「基礎研究を引き続き強化し、高性能チップや基礎ソフトウエアなど核心技術の開発に力を注ぎ、独自開発で自国でコントロールが可能な協働運営型AI基盤ソフト・ハードウエアシステムを構築しなければならない」とも述べた。
記事はその上で、これに関するロイター通信の報道を取り上げた。
ロイターによると、一部の専門家は、中国が過去1年間で米国とのAI開発の差を縮めてきたと指摘している。中国のAIスタートアップ企業ディープシークは1月、欧米のライバル企業よりも開発コストの低いAI推論モデルを発表し、世界的に注目された。ディープシークの発表は、米国の制裁が中国のAI発展を抑制しているという仮説、そして2022年後半にOpenAIが画期的なChatGPTを発表して以来、中国が米国に後れを取っているという仮説に疑問を投げ掛けた。(翻訳・編集/柳川)
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