男性が同僚女性を冷凍庫に閉じ込め、「いたずら」で済ませていいのか―中国メディア

Record China    2025年4月27日(日) 23時30分

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25日、中国メディアの極目新聞は、広東省で女性が同僚男性から冷凍庫に閉じ込められるトラブルがあったことについて、「いたずらで済ませていいのか」と疑問を投げかけた。

2025年4月25日、中国メディアの極目新聞は、広東省で女性が同僚男性から冷凍庫に閉じ込められるトラブルがあったことについて、「いたずらで済ませていいのか」と疑問を投げかけた。

記事は、広東省掲陽市揭西県の女性が23日にSNS上で動画を公開し、3月31日に勤務先の店舗で男性同僚から故意に冷凍庫に閉じ込められたと訴えたことを紹介。女性が何度ドアをたたいても応答してもらえず、店長に電話してドアの開け方を聞いてようやく脱出できたこと、警察に通報してからようやく同僚が謝罪してきたことを明かしたと伝えるとともに、同県当局が同僚の行為を「いたずら」と認定し、双方がすでに和解に至り、「問題は円満に解決した」との認識を示したことを報じた。

その上で、この件について「氷点下の冷凍庫に閉じ込められれば命に危険が及ぶ可能性もある」と指摘し、「人命を冗談の種にしてよいのだろうか」と疑問を提起。事の重大さに対して「双方の和解による円満解決」で終わらせた当局や会社側の対応はあまりに軽く、「多くの人が不信感を覚え、不安すら抱かずにはいられない」と指摘した。

また、同僚についても「警察沙汰」になってようやく謝罪するなど安全に対する意識が著しく欠如し、他人の生命を軽視していると批判。「単なる悪ふざけで片付けてはいけない」と論じた。

記事は、今回のように命に関わりかねない、職場の安全を損なうような行為に対しては、当事者の動機や潜在的なリスクをしっかりと調査した上で、当局による法律や規則に基づいた厳正な処分が必要だと主張。会社も内部の安全管理体制を見直すとともに、今回の件を厳罰に処するような明確な懲罰制度を構築すべきだとし、「命を軽んじる冗談」を根絶しなければならないと評した。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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