有人宇宙船「神舟20号」のミッション、注目ポイントをチェック―中国メディア

人民網日本語版    2025年4月25日(金) 19時30分

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中国の有人宇宙船「神舟20号」の有人飛行ミッションに関する記者会見が23日、酒泉衛星発射センターで開かれ、今回のミッションの関連情報が紹介された。

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中国の有人宇宙船「神舟20号」の有人飛行ミッションに関する記者会見が23日、酒泉衛星発射センターで開かれ、今回のミッションの関連情報が紹介された。中央テレビニュースが伝えた。

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「神舟20号」は北京時間24日午後5時17分の打ち上げを予定しており、乗組員は陳冬飛(チェン・ドンフェイ)行士、陳中瑞(チェン・ジョンルイ)飛行士、王傑(ワン・ジエ)飛行士で、船長は陳冬飛行士となっている。


宇宙ステーション滞在期間は約6カ月、ミッションリストを発表

今回のミッションは宇宙ステーションの応用・発展段階における5回目の有人飛行ミッションで、有人宇宙飛行計画における35回目の飛行ミッションでもある。ミッションの主な目的は以下の通り。

1.「神舟19号」の乗組員と軌道上で引き継ぎし、宇宙ステーションに約6カ月滞在。

2.宇宙科学および応用実験(試験)、宇宙飛行士の船外活動と物資の出し入れを実施。

3.スペースデブリ防護装置の設置、船外ペイロードと船外設備の設置・回収などのミッション実施。

4.科学教育や公益イベントの実施、宇宙搭載試験の実施を通じて、宇宙ステーションの総合応用効果を持続的に発揮。

三つの生命科学実験の実施を予定

今回のミッションはゼブラフィッシュ、プラナリア、ストレプトミセスを研究対象とし、三つの生命科学実験を行う。

また、宇宙生命科学、微小重力物理科学、宇宙新技術などの分野で59の宇宙科学実験・技術試験を持続的に実施し、血管化脳オルガノイドチップの培養、ソフトマターの非平衡ダイナミクス、高温超伝導材料の宇宙製造研究などにおける重要なブレークスルーが期待されている。

10月下旬の帰還を予定

「神舟20号」の乗組員は軌道上滞在中、宇宙貨物船「天舟9号」と有人宇宙船「神舟21号」を迎え入れる。そして10月下旬に東風着陸場に帰還する予定だ。

「神舟19号」の乗組員は「神舟20号」の乗組員と軌道上で引き継ぎを行った後、4月29日に東風着陸場に帰還する予定だ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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