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中国囲碁協会は5月開催のLG杯世界棋王戦への不参加を表明しました。写真は第29回LG杯世界囲碁棋王戦で論争判定を受けた中国の柯潔九段(左)。
中国囲碁協会の関係責任者はこのほど、5月に開幕予定のLG杯世界囲碁棋王戦に代表チームを派遣しない方針を明らかにしました。ただし、韓国主催の他の世界囲碁戦への中国棋士の出場には影響しないとも表明しました。
今年1月に開催された第29回LG杯世界囲碁棋王戦三番勝負の決勝最終局で、中国の柯潔九段は第2局に続き、取り上げた石を碁笥(ごけ)のふたに入れていなかったとして、韓国側により反則の判定を受けました。さらに審判が試合を中断させたタイミングに論争が生じ、柯潔九段が判定結果を受け入れず試合放棄を選ぶと、韓国側は韓国の卞相壹九段の優勝を宣言しました。
これを受け中国囲碁協会は声明を出し、「審判の中断タイミングが不適切で試合進行に影響を与え、棋士が過度な審判介入を受けて試合続行不能に陥った」として、主催者の韓国棋院に再試合を申し入れたが実現せず、中国囲碁協会は第3局の結果を受け入れない姿勢を示しました。
同協会関係者は23日、「LG杯の判定問題の発生後、主催側と協議を重ねてきた。中国側の声明の立場は一貫して変わっておらず、主催側が中国囲碁協会の声明と核心的要求に対して公開の場で正面からの回答をしていない」と述べ、「慎重な検討を経て、今年のLG杯の不参加を決断した。ただしこの決定は韓国が今後主催する他の世界囲碁戦への参加には影響しない」と表明しました。(提供/CRI)
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