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23日、台湾メディア・CTWANTは、台湾で少女の梅毒感染者が急増しているとして専門家が注意を呼び掛けたことを報じた。
2025年4月23日、台湾メディア・CTWANTは、台湾で少女の梅毒感染者が急増しているとして専門家が注意を呼び掛けたことを報じた。
記事は、性に対する考え方がオープンになっている現代において、多くの青少年が性に関する知識を十分に持っていないとした上で、輔仁大学付属病院小児救急診療科の王聖儒(ワン・ションルー)主任が先日フェイスブック上で青少年の梅毒感染に関する文章を発表したことを伝えた。
記事によると、王主任は書き込みの中で、10年前には非常にまれだった少女の梅毒感染がこの10年間で50倍以上にまで増えており「梅毒少女時代」と呼ばざるを得ないと指摘。昨年のデータからは特に15〜24歳の女性の梅毒感染者が急激に増えていること、妊婦の感染例も2022年の64例から157例と2.5倍近くになり、先天性梅毒が疑われる事例も82例あったことを紹介した。
また、台湾衛生福利部疾病管制署の調査により、青少年の梅毒感染を拡大させている3つの大きな要因が「出会い系アプリ」「性行為の低年齢化」「避妊や性病など性に関する教育の不足」であることが明らかになったとも説明している。
王主任は、先ごろも16歳の少女が「この2〜3カ月で手に水疱ができ、時々腫れたりかゆくなったりする」と訴え、採血検査を行ったところ梅毒であることが判明したと紹介。性行為ではコンドームを使用するなどの基本的な予防措置を取り、定期的に梅毒やHIV、淋病などの検査を受けること、何らかの症状が出た場合には速やかに皮膚科や感染症科で検査を受け、自己判断で薬を服用しないことなどを呼び掛けた。(編集・翻訳/川尻)
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