ロボット犬の家庭への浸透が進む―中国メディア

Record China    2025年4月27日(日) 22時30分

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中国メディアの羊城晩報は24日、ロボット犬の家庭への浸透が進んでいるとする記事を掲載した。

中国メディアの羊城晩報は24日、ロボット犬の家庭への浸透が進んでいるとする記事を掲載した。

記事によると、人工知能(AI)ブームの中、さまざまなタイプの電子ペットが市場に登場している。中でもロボット犬の多くはECサイトで本物のペット犬よりも安い価格で販売されていて、飼育コストを節約できるだけでなく、排泄物の後始末をする必要もないことなどから、特に若者にとって「癒し系の新たな寵児」となっている。

生産や物流の現場ではロボットが幅広く活用されているが、家庭内におけるロボット犬の役割はペット犬と同様に「コンパニオン(伴侶)」であり、家事などを引き受けてくれるわけではない。

ロボット犬の台頭の背景には、導入コストの低下とともにAIの存在もある。コンピュータービジョンや音声認識、光による検知と測距のLiDAR(ライダー)など、ロボット犬が依存するテクノロジーが成熟し、より自然なやり取りや自律的な行動を実現できるようになり、ロボット犬は機械というより友人のような存在になっている。

ロボット犬の機能がさらに発揮されるようになれば、いわゆる感情的サポートの対象は高齢者や子ども、一人暮らしの人などとなり、単なる玩具ではなく、より科学的な知識を備えた仲間となるだろう。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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