江蘇省製の電動バイク、海外での売れ行きが好調―中国

人民網日本語版    2025年4月25日(金) 10時30分

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江蘇省製の電動バイクが海外で売れ行き好調だ。

江蘇省にある南京税関が22日に発表したデータによると、今年第1四半期(1-3月)には、同省で製造された電動バイク(EVバイク)と電動自転車の輸出額が前年同期比27.5%増の18億6000万元(約372億円)に達した。

低炭素で環境に優しい移動という世界的なトレンドに推進され、中国の国産電動二輪車産業はイノベーションの実力をよりどころに、国際市場に根を下ろすことができた。製造業が盛んな江蘇省には中国の有名バイクメーカーが多数あり、産業の集積度が非常に高い。

同省句容市のある電動バイクメーカーには海外からの注文が殺到している。同社の馬輝(マー・フイ)社長は、「軽量化した車体と新型トランスミッションのシステムが海外の顧客に人気で、今年第1四半期の当社の輸出額は5000万元(約10億円)を超えた」と述べた。

同省常州市のある電動バイクの生産作業場では、スイスの顧客から注文を受けたインテリジェント・インターネット電動バイクが「海外への旅」に出発した。これらのインテリジェント・インターネット電動バイクには時間、時速、天気、スマートコンパスを表示する機能、通知機能、バイクを探す機能などが搭載されている。同社の許世鍾(シュー・シージョン)社長は、「今年第1四半期には当社はバイクを2万台近く輸出し、輸出台数は前年同期比4%増加した。当社はデジタル化運営と技術イノベーションの歩みもますます加速している」と述べた。

数多くの(二輪と三輪の)電動バイクメーカーと完備された産業インフラを有する無錫市錫山区は「中国電動バイクの里」と呼ばれている。今や、同区の電動バイク産業の規模は660億元(約1兆3200億円)を突破し、中国市場の約3分の1を占めている。今年3月には、同市初となる電動バイク世界公共海外倉庫6カ所が契約に調印し、運用を開始した。

中国共産党無錫市錫山区党委員会の程哲(チョン・ジャー)副書記兼副区長は、「当区の電動バイクメーカーは海外に20以上の生産拠点への投資・建設を行い、世界の40数カ国で海外直営店を2000店以上展開している。2024年の輸出額は同40%以上増の6億ドルに達した」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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