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中国・広東省で猩紅熱の流行が顕著になっている。片や日本では「百日せき」の患者数の増加に警戒の声が高まっている。
中国・広東省で猩紅熱の流行が顕著になっている。片や日本では「百日せき」の患者数の増加に警戒の声が高まっている。いずれも感染者は子どもが中心だが、大人が罹患するリスクもあり、予防対策が必要だ。
広東省疾病予防コントロールセンターの発表によると、広東省における猩紅熱の発症件数が3月に1542件に達し、前月から641件も増加した。特に広州市では学校や幼稚園を中心とした集団感染が懸念されており、地元当局は市民に対して手洗いやマスク着用、早期受診といった基本的な予防対策を呼びかけている。
日本では百日せきの報告数が増加しており、子どもだけでなく大人の感染例も確認されている。いずれの感染症も飛沫や接触によって広がる性質を持ち、症状が軽微であっても感染源となる可能性がある。特に成人の場合、典型的な症状が出にくいため、注意深い健康管理と早期の医療相談が重要とされる。
猩紅熱については現時点で有効なワクチンが普及していない。そのため、感染拡大を防ぐには日常的な予防行動として手洗いやうがい、体調不良時のマスク着用、発熱時の早期受診と休養、家庭内の衛生管理などを心がける必要がある。周囲への配慮とともに、社会全体の健康を守る意識が求められている。(提供/邦人NAVI微信公衆号<WeChat公式アカウント>)
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