韓国で日本酒の販売量が急増、背景にあるのは?=韓国ネット「最後は日本酒にたどり着く」

Record Korea    2025年4月26日(土) 21時0分

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23日、韓国メディア・韓国経済は「韓国で日本酒の認知度が高まり、デパートやコンビニエンスストアなどで販売量が急増している」と伝えた。

2025年4月23日、韓国メディア・韓国経済は「韓国で日本酒の認知度が高まり、デパートやコンビニエンスストアなどで販売量が急増している」と伝えた。

ロッテ百貨店によると、昨年の日本酒販売量は前年比約50%増を記録し、今年1~3月期も前年同期比約30%増加した。昨年のお中元シーズンには高級日本酒として知られる「獺祭」や「久保田」が過去最高の売上高を記録した。

コンビニ業界でも日本酒の消費量は増加傾向にある。GS25のスマートオーダープラットフォーム「ワイン25プラス」によると、日本酒・白酒の前年比売上増加率は22年の29%から24年には190%、25年3月には315%を記録した。

韓国全体の日本酒輸入量も増加している。韓国関税庁によると、昨年の輸入量は前年(5415トン)比5%増の5684トンで過去最高を記録した。記事は「同期間にウイスキーとワインの輸入量がそれぞれ8%、10%減少したことを考えると、日本酒の人気の高まりは一層際立つ」としている。

こうした背景には「訪日旅行客の増加」があるとされている。昨年の訪日韓国人観光客数は約881万人で過去最多を記録した。

業界関係者は「日本酒はワインやウイスキーとは異なる新しい体験ができる上、韓国料理とも相性が良いため、若者の間で人気が高い」と分析しているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国国民は政治だけ反日、後は親日」「日本酒が流行してからけっこうたった。すっきりした味わいを追い求めていくと最後は日本酒にたどり着く」「10年前に日本旅行で初めて日本酒を飲んでからずっととりこ」などの声が上がった。

一方で「韓国で売られている日本酒は高すぎてとても手が出せない」「韓国の焼酎を飲もうよ。伝統的な焼酎にはおいしいものがたくさんある」「お酒はやっぱり家でサプギョプサルと飲むチャミスルが最高。わざわざ高い日本酒を飲まなくても幸せになれる」といった声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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