標高4000メートルの高原で活躍する漢族チベット族の女性考古学チーム

CRI online    2025年4月22日(火) 20時50分

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漢族チベット族の女性考古学チームが標高4000メートルの高原で活躍しています。

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標高4000メートルのチベット高原で氷点下20度の寒風の中、チベット族と漢族の女性で構成された考古学チームが竹の棒と小さなシャベルを使い、荒野の中で歴史の破片を発掘しています。

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この考古学チームは「高原女子考古学チーム」と呼ばれ、チベットで唯一考古学発掘の資格を持つ考古学研究室に所属しています。研究室には合わせて10人が在籍しており、うち7人は女性です。女性メンバーは極めて過酷な環境の中で働き、風が冷たく酸素が薄い中、発掘のたびに体と意志の二重の試練に直面しています。このチームは2019年、チベット自治区西端のガリ地区で重要な墓地遺跡を相次いで発掘しました。


数年間の努力を通じて、高原女子考古学チームは中華民族の多元的で一体化した構造を実証する重要な発見をしました。チベット西部で出土した人骨の遺伝子によると、太古の先住民には、中国北方出身者と南アジア出身者が存在したことが明らかになりました。具紐鏡(ぐひょうきょう、ひも付き鏡)のような大量に出土した文化財は、中原地区の文化スタイルと一致しており、吐蕃王朝(古代チベット人=吐蕃が青海チベット高原に建国した政権)前の高原地域が中原地域と文化交流を維持していたことを証明しています。これらの考古学的遺物は、中華民族が古くから血脈が融合し、文化が相互に通じ合ってきた歴史的事実を深く掘り下げて明らかにしています。(提供/CRI

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