2025年4月19日、劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像（フラッシュバック）」が第15回北京国際映画祭でプレミア上映され、中国で大絶賛されているという。

北京国際映画祭は毎年4月に中国・北京で開催される。劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」は、4月19日の午前10時と午後3時に2回プレミア上映され、4月18日の日本公開を除いてはこれが最速の上映だった。

中国のSNS・微博（ウェイボー）で611万人以上のフォロワーを持つブロガーは「自身はプレミア上映のケットを手に入れられなかったが、SNSによると、上映中は劇場全体が共に笑い、共に驚き、予想外な物語の展開に夢中になっていたようだ。上映終了後は、コナンファンたちによる拍手が鳴り止まなかったという（こんな空気感がうらやましい！）」とし、「今年の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』が面白いことは予想していたが、まさかここまで絶賛されるとは思わなかった」と述べた。

また、「多くの観客が今回の劇場版は全体的な完成度が向上していると口をそろえている。人気キャラクターたちが次々と登場し、みんなそれぞれの見せ場が途切れることなく続く。さらに、生死を共にする旧友、兄弟のような絆、幼なじみの恋、職場の小さなカップルまで、さまざまなカップリングのエピソードが、非常に自然に物語に織り込まれているようだ」と紹介した。

その上で、「一刻も早く正式な公開日が確定することを願う。今回チケットが手に入らなかった悔しさもあって、劇場公開されたら必ず初日に見に行きたい。ちなみに、日本ではすでに興行収入が10億円を突破し、前作の初日の興行成績の記録を塗り替えたそうだ。ますます公開が待ち遠しい！」とした。

これに対して中国のネットユーザーも、「コナンらしさが戻ってきた気がする！」「みんなの感想を見て、ますます見たくなった！」「プレミア上映に行けたみんながうらやましい！」「興行収入がこんなに高いなんて、もう待ちきれない！」「今年の劇場版はみんな『面白い』って言っているし、期待しかない！」「そんなに面白いの！？ 最初はあまり期待していなかったけど、早く見てみたくなった！」などとコメントしている。（翻訳・編集/岩田）