広東省広州市で開催中の第137回中国輸出入商品交易会（広州交易会）の第1期では、デジタル化、スマート化した中国の「工業スマート製造」製品が海外バイヤーの間で広く人気を集め、海外からの注文が増加し続けている。

第1期は15日から「先進製造」をテーマに開催され、出展企業は1万1304社に上る。

山東省済南市の済南森峰レーザー科技の杜啓棟（ドゥー・チードン）事業部ディレクターは、「ここ数日は海外バイヤーが次々に当社のブースを訪れて商談や注文をしている。当社の毎年の海外注文のうち、40％は広州交易会によるもので、今回は約4000万元（約8億円）分の契約に調印する見込みだ」と述べた。

今回初めて広州交易会に参加したロシアのバイヤーのアレクサンドルさんは、「広州交易会で視野が広がった。ここには中国の工業製品がそろっている。中国『工業スマート製造』製品は質・価格ともに明らかに優位性があり、ロシア市場に競争力を備えた製品をより多く提供してくれる」と述べた。

中国「工業スマート製造」製品は高品質・低価格で、多くの海外バイヤーの「お気に入り」になった。メキシコのバイヤーのマリアさんは展示を見た後で、「中国は世界有数の製品輸出国であり、製品は種類が豊富で、質が高く価格も安いのでここに来て注文し調達することになる」と述べた。（提供/人民網日本語版・編集/KS）