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17日、中国中央テレビ(CCTV)は、米国が軍需産業・民間産業いずれにおいても中国産のレアアースに大きく依存していると報じた。写真は米軍。
2025年4月17日、中国中央テレビ(CCTV)は、米国が軍需産業・民間産業いずれにおいても中国産のレアアースに大きく依存していると報じた。
記事は、トランプ米大統領が15日、商務長官に対して重要な輸入鉱産物の調査を行うよう命じ、ホワイトハウスが調査対象について「レアアースを含む重要鉱産物、および重要鉱産物の加工とその派生品」と説明したことを紹介した。
そして、米ブルームバーグが昨年のデータとして米国が重要鉱産物と位置づける50種類の物質中12種類が完全に輸入に依存しており、28種類の依存度が50%を超えていることを挙げ「重要鉱産物を輸入に大きく依存している状況では、貿易戦争の『弾丸』は米国自身に向かってくることにある」と警告したことを伝えた。
記事によると、米国はガリウムやゲルマニウム、電池用グラファイトなど重要鉱産物15種類を中国からの輸入に完全依存しているという。専門家は、米国がこれらの鉱産物の完全な産業チェーンを構築しなおすためには少なくとも2500億ドル(約36兆円)の費用と10年以上の時間が必要である上、電力コストの上昇や厳しい環境保護基準というハードルも乗り越えなければならないと指摘している。
この件について中国のネットユーザーは「これで米国の喉を締め付けた」「この自分で自分の首を締めている感じ、いいわ」「中国がいろんなカードを切れるのに対して、米国はもはや切れるカードがなくなった」「トランプ氏が軟弱になったらつまらないから、このまま突っ張ってほしい」「以前は米国留学に憧れもしたが、今はただ米国が跪くのを見たい」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)
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