カンボジアを訪問中の中国の習近平国家主席は現地時間17日午後、同国の首都プノンペンの王宮でノロドム・シハモニ国王と会談しました。

習主席は、「シハモニ国王の即位20周年とクメール歴の新年に当たるこの時期に美しいカンボジアを訪問することができて、大変うれしく思う。カンボジア国民に新年の祝福を申し上げたい」と述べました。

さらに、「新たな情勢の下で、中国とカンボジア両国は中国・カンボジア運命共同体に新たな時代の意義を与え、それぞれの国の発展と国民の幸福に貢献し、周辺諸国との運命共同体の構築、ひいては人類運命共同体の構築に向けてより大きな役割を果たすべきだ。中国式現代化はカンボジアをはじめとする周辺諸国により多くの機会をもたらすと確信しており、新時代の中国・カンボジア全天候型運命共同体の構築に新たな章を綴ると確信している」と強調しました。

シハモニ国王は、「カンボジアは一つの中国の原則を断固として守り、習主席が提唱した三つのグローバル・イニシアチブを高く評価し、『一帯一路』協力がカンボジアにもたらした大きな発展の機会に感謝する」と述べた上で、「習主席の今回の訪問は歴史的な意義を持つもので、両国の友情をさらに深め、両国関係を新たな段階へと引き上げていく」との考えを示しました。（提供/CRI）