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アルゼンチンのニュースサイト、Canal 26はこのほど、中国・北京市の小学校で9月に始まる新学期から人工知能(AI)が必修化されることを取り上げた。写真は北京市内の小学校の授業。
中国メディアの環球時報によると、アルゼンチンのニュースサイト、Canal 26はこのほど、中国・北京市の小学校で9月に始まる新学期から人工知能(AI)が必修化されることを取り上げた。
記事によると、北京市では、技術革新におけるリーダーシップ戦略を強化するため、9月に始まる新学期から市内の小中学校で1学年当たり少なくとも8時間のAI関連授業が行われる。
児童らはまず、テクノロジーへの好奇心を刺激するように設計された教育ゲーム、実践的なアクティビティ、仮想環境を通じてAIの基本的な概念を学ぶ。学習内容は学校教育が進むにつれてより複雑になり、機械学習、ロボット工学、データ分析などのトピックや、テクノロジーの倫理的および社会的影響に関する考察などが取り上げられる。
学校側は、学習内容を、情報技術、科学、労働などの教科に統合するか、独立したものとして教えるかを柔軟に決定できる。
教育当局は、幼少期からAIの知識を教え込むことで、テクノロジー分野における未来のリーダーを育成し、STEM(科学、技術、工学、数学)分野の職業におけるスキル格差を縮小するのに役立つと考えている。
他の国々は、カリキュラムにAIの内容をいつ、どのように取り入れるべきかについて議論しているが、中国は教育システムの変革を着実に進めている。
記事は「この政策は、21世紀における基本知識の意味を再定義するものであり、世界的な前例となる可能性がある。AIの基礎を理解することは、読み書きや基本的な数学演算力と同じくらい重要になる」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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