<サッカー>中国スーパーリーグの外国人選手が転落死―中国

Record China    2025年4月17日(木) 12時0分

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16日、中国新聞網は、中国サッカー・スーパーリーグの浙江FCに所属する外国人選手が浙江省杭州市のマンションから転落死したと報じた。

2025年4月16日、中国メディアの中国新聞網は、中国サッカー・スーパーリーグの浙江FCに所属する外国人選手が浙江省杭州市のマンションから転落死したと報じた。

記事によると、杭州市公安局が16日に声明を発表。現地時間16日午後1時過ぎにマンションから人が転落したとの通報があり、転落者は救急搬送されたものの死亡したこと、調査の結果、死亡したのが浙江FCに所属するガボン国籍のアーロン・ブポンジャさん(28)であることが判明したと伝えた。

シンガポールメディア・聯合早報によると、ブポンジャさんは今年1月に80万ユーロの移籍金でルーマニアのクラブから浙江FCに移籍したばかり。今季のリーグ戦には6試合出場して4ゴールを決める活躍を見せていた。また、ガボン代表としても29試合に出場して5ゴールを挙げていた。

浙江FCの微博アカウントは16日夜、「クラブ全員がブポンジャさんの家族に対して心からの哀悼を表する」という哀悼メッセージを掲載した。

ブポンジャさんの突然の死は微博で大きな注目を集め、トレンドワードの1位に入った。中国のネットユーザーは追悼メッセージのほかに「選手は元気に出場していたのに。はっきり言って信じられない」「ぜひ天国でもサッカーを続けてほしい」「やっぱり生命は何よりも大事なんだよな」といった感想を残している。

なお、浙江FCは16日夜に梅州客家と試合を行い、2-2で引き分けた。試合は外国人選手が一切出場せず、ブポンジャさんを追悼する場面がなかったこと、浙江FCの得点時に選手たちがいつも通り喜びを表現していたことなどから、サポーターの間では「真っ先に情報を得たはずのクラブが、試合中にブポンジャさんの死を隠していたのではないか」との疑念が湧いている。また、哀悼メッセージが非常にシンプルだったこともあって、クラブの対応が冷酷あるいは道徳心に欠けるとの批判が寄せられている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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