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日本の海で36時間漂流した後に救助された中国人女性が、大学院試験に合格した。
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日本の海で36時間漂流した後に救助された中国人女性が、大学院試験に合格した。中国メディアの紅星新聞が15日に伝えた。
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昨年7月8日午後7時半ごろ、当時大学3年生だった女性は、旅行で訪れた下田市白浜で海に入って遊んでいるうちに流され、約36時間後の10日午前8時ごろにおよそ80キロ離れた千葉県沖で発見され、無事救助された。この出来事は「奇跡」と称され、日中のメディアで大きく報じられた。
女性は海がない内陸の四川省出身で、泳ぐことができなかったというが、救助されて帰国してから3カ月後、スイミングスクールで水泳を習い始めた。そして、このほど中国の大学院試験に合格し、念願だった海にほど近い遼寧省の大連海事大学に進学することとなった。
女性は「とても感慨深いです。これから3年間、また海と共に過ごすことになります。一つ一つの選択が、未来の自分を作るのだという感じがしています」と語った。
中国のネットユーザーからは「おめでとう」「海の申し子だ」「この子は水と関わることが運命づけられているんだ」「大海を制してみせよ、海の女王よ」「運が良い上に、努力もしたんだね」「大連海事大学への合格という『上陸』を果たした彼女。あの災難によって海への愛が薄れることはなく、むしろ生還の勇気を胸に、夢を追い続ける決意を新たにした。本当に心から励まされる物語だ!」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
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