大阪・関西万博の中国館、伝統美学と最新テクノロジーの融合

CRI online    2025年4月14日(月) 18時30分

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大阪・関西万博の中国館で13日、開館式がおこなわれました。

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の中国館で13日、開館式がおこなわれました。

中国館の敷地面積は3509平方メートルで、今回の万博で外国が自ら建設したパビリオンとしては最大規模の一つです。「天人合一」「緑水青山」「生生不息」の三つの展示エリアが設けられ、中国の伝統的な生態系に対する知恵を展示し、中国のグリーン発展の理念をアピールすることを目的としています。中でも、「二十四節気」をテーマにした大型マルチメディア動画「天人合一」が焦点となっています。著名な工芸美術の巨匠常沙娜氏が創作したこの作品は、敦煌の壁画、図案模様について同氏が生涯にわたり研究してきた成果と中国の伝統的な二十四節気を完璧に融合させています。

この「天人合一」は二つのバージョンが制作されており、先進的なアニメーション技術を通じて、敦煌の宝相花(漢民族の伝統的な縁起の良い模様の一つ)、ハスの花、竜や鳳凰などの代表的な要素が、節気が移り変わる自然のリズムに合わせて絡み合っています。常沙娜工房創業者の黄炫梓さんは、「各バージョンにはそれぞれ四つの標準色があり、中国の伝統図案の色調に基づいて混合し、敦煌莫高窟の歴代の濃い色の中に薄い色があるという概念に基づいたものだ」と紹介しました。

中国館の「生生不息」展示エリアで最も注目されるのは、月の土壌を展示したエリアで、月の表側と裏側の土を比較展示しています。展示エリアの上には有名な敦煌飛天図案があります。中国の古代から現代までの宇宙空間を探索する夢と成果が響き合っています。(提供/CRI

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