中国ドラマ「黒豊と白夕～天下を守る恋人たち～」などへの出演歴を持つ俳優が芸能界引退と故郷で露天商になったことを報告する動画が中国のSNS上で注目を集めた。

この動画を公開したのは1996年生まれ、山東省青島市出身のシュー・ポン（許鵬）。映画や演劇専門の大学である中央戯劇学院を卒業し、これまでヤン・ヤン（楊洋）とチャオ・ルースー（趙露思）が主演を務めた時代劇ドラマ「黒豊と白夕」やジン・ティエン（景甜）とウィリアム・フォン（馮紹峰）の「灼灼風流～宮中に咲く愛の華～」、リウ・シーシー（劉詩詩）とリウ・ユーニン（劉宇寧）の「一念関山」などに出演してきたが、3月の撮影で芸能生活にピリオドを打った。故郷では80代の祖父が商売を切り盛りしていて、「祖父をゆっくりさせてあげたい」と後を継ぐことを決めたという。

一方、シュー・ポンは、やっとのことでつかんだ役が準備に準備を重ねていざ撮影となった段階で突然交代させられることが何度かあったといい、演技への情熱は失っていないもののこうしたことにひどく心を痛めたことも明かしている。

SNS上にはシュー・ポンの演技力を評価しながら「芸能界を去ることは正しい選択なのだろうか」と問い掛ける投稿も見られ、ネットユーザーからは「正しいとか正しくないじゃなく、本人が楽しければそれでいい」「家族と一緒に暮らしつつ、動画を撮ってネットインフルエンサーになるのもいいね」などの声も上がっている。（翻訳・編集/野谷）

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— 中国動画 (@RC00547555) April 14, 2025