ポルシェの販売低迷、中国で4割減と苦戦

CRI online    2025年4月11日(金) 19時30分

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ポルシェが中国で4割減と苦戦しています。

ポルシェは8日、2025年第1四半期(1~3月)における世界全体の納車台数が前年同期比8%減の7万1470台だったと発表しました。中国や欧州での大幅減が影響しています。

中国への納車台数は42%減の9471台で、前年同期より7000台近くも少なくなりました。中国の消費者はスマートキャビンや自動運転に対する期待が高く、ポルシェはこの面で競争力に欠けると指摘されています。極氪(ジーカー)や小米(シャオミ)などの高性能な中国製の電気自動車(EV)が急速にシェアを伸ばし、ポルシェの生存空間を圧迫し続けています。

欧州でも10%減と低迷しました。EUのサイバーセキュリティー規制に適合しなかったために一部モデルの販売を終了したことが納車台数減少の要因となりました。ドイツでは34%減の7495台となり、本国でも厳しい状況が続いています。一方、北米では37%増の2万698台と好調で、これは前年同期に輸入の遅延があった影響も一因とされています。

中国の自動車業界では激しい価格競争が起きていますが、ポルシェはブランド価値を維持するため、値下げや割り引きをしない戦略を取っており、販売台数にある程度影響を与えています。しかし、中国市場の競争激化や経営状況などにより、販売戦略の見直しが求められる可能性があります。(提供/CRI

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