国際ボクシング協会、銅メダル拒否のインド選手を調査へ=「入念に仕組まれたストーリー、公平な競技精神に背く」

Record China    2014年10月2日(木) 17時52分

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2日、新浪体育によると、仁川アジア大会のボクシング女子ライト級の表彰式で、インドのサリタ・デビが、銅メダルの受け取りを拒否したことについて、国際ボクシング協会が調査に乗り出すとの声明を発表した。資料写真。

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2014年10月2日、新浪体育によると、仁川アジア大会のボクシング女子ライト級の表彰式で、インドのサリタ・デビが、準決勝での判定を不服として銅メダルの受け取りを拒否したことについて、国際ボクシング協会(AIBA)は同選手とチームが表彰式を故意に妨害しようとした疑いがあるとして、調査に乗り出すとの声明を発表した。

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事の発端は9月30日に行われた女子ライト級準決勝の、パク・ジンア(韓国)戦。試合はデビがやや優勢のようにも見えたが、判定は0−3でパク・ジンアの勝利となった。試合後、インドチームは強く抗議したが、結果は覆らなかった。

1日の表彰式で、涙を流したダビは銅メダルを首にかけられるのを拒否。すべてのメダルが配られた後に銀メダルを獲得したパクのもとへ行き、銅メダルを彼女の首にかけた。その際、「この銅メダルはあなたと韓国のもの。あなたには銅メダルしか似合わない」と述べたという。パクはどうすれば良いのかわからないといった様子だった。

この騒動について、AIBAの技術部門責任者デビッド・フランシス氏は声明で、「表彰式は入念に仕組まれたストーリーのようだった。試合で何があったにせよ、1人のボクシング選手がメダルの授与を拒否したことは大変遺憾」とした。また、他の選手が同様の行為を行わないために、この件について調査を行うよう指示したことを明かし、「このような行為はオリンピックスポーツの公平な競技精神に背くものだ」とした。(翻訳・編集/TK)

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