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在日中国人がごみ拾い、「アップルストアで恥さらした」とイメージ回復に奮起―団体立ち上げ、LINEで更なる活動

配信日時:2014年10月6日(月) 22時46分
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9月27日午後、中国人のイメージアップを目的とするごみ拾い運動が渋谷駅周辺で行われた。
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2014年9月27日午後、週末の土曜日とあって混み合う中、東京・渋谷のハチ公前広場で在日中国人の若者ら約20人が周辺で黙々とごみを拾っていた。アップルのスマートフォン「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」の発売時に中国人らが東京や大阪で騒ぎを起こしたことから、「自らの行動で中国人のイメージ回復を」と在日中国人の青年が呼び掛けたもので、中国メディアも活動を取り上げるなど、反響を呼んでいる。

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ごみ拾い活動を呼び掛けたのは、埼玉県在住のフリーカメラマンで27歳の胡佳[王奇](ホー・ジアチー)氏。中国吉林省吉林市生まれで、来日9年になる。

9月19日に「iPhone 6」などが発売された際、東京では中国人への転売目的で新製品を手にしようとする人が多数見られた。また、大阪のアップルストアでは中国人とみられる客ら数十人が入店待ちの長い行列に割り込み、品切れに腹を立てて店内で暴れて警察が出動するなど、大きな騒ぎとなった。

こうしたマナー違反に心を痛めた胡氏は「中国人はアップルストアの前で恥をさらした。自身の行動が個人だけではなく、中国人全体にも影響することを自覚してほしい。少しでも中国人のイメージ回復を」と19日夜、ミニブログで渋谷のアップルストア前でのごみ拾いを提唱。急な呼び掛けに参加者は胡氏と友人の2人だけだったが、日付が20日に変わるまで続けた。

アップルストアでの騒ぎは、在日中国人の間でも物議を醸していた。ミニブログで胡氏の活動を知った在日中国人らからは「書き込みを知らずに参加できなかったことが残念でならない。次はぜひ声をかけていただきたい。そして、ありがとう」「今の中国人の多くは、金に目がくらんでいる」などのコメントが寄せられ、ハチ公前での2回目の活動につながった。

9月27日は、事前に呼び掛けたこともあり21人が参加。16、7人の中国人のほか、日本人も4、5人いたという。中には胡氏と事前に連絡は取らなかったものの、ヤフーニュースを見て飛び入り参加の日本人もおり、ハチ公前の後、渋谷のアップルストア周辺でもごみ拾いを行った。

胡氏は「私の行動で中国人を誤解している日本人の考えを改められるのなら、たとえそれが1人だとしても十分に価値ある行動だと考えている。今後も不定期で運動を継続していく」と話している。

さらに胡氏は、小熊猫(小さいパンダ)という団体を立ち上げたと明らかにしている。同団体はLINEの公式アカウントを開設し、メンバー同士のコミュニケーションやさまざまな活動を展開して行く際に利用するという。(編集/KU)

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