人民日報に初の香港「雨傘革命」批判記事=中国の事態重視の姿勢示す―中国

Record China    2014年10月2日(木) 13時35分

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1日、RFI中国語版は、人民日報に初の「雨傘革命」批判記事が掲載されたと報じた。報道規制を続けてきた中国だが、ついに人民日報に初の批判記事が掲載された。写真はデモを応援する香港市民。Hong Kong In-media提供。

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2014年10月1日、RFI中国語版は、人民日報に初の「雨傘革命」批判記事が掲載されたと報じた。

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2017年の香港行政長官占拠において制限のない普通選挙を導入を求めて香港中心部の幹線道路を占拠する「雨傘革命」が勢いを増している。警官隊の催涙スプレーを防ぐため傘を用意していることから、そう呼ばれている。中国本土ではネット検閲を強化し、メディアの報道やSNSでのつぶやきを規制している。そうしたなか、10月1日付人民日報で反対運動を批判する記事が初めて掲載された。運動の拡大を中国政府が注視していることを示す証左となった。

「“オキュパイ・セントラル(中環地区を占拠しよう)”は経済・民生に深刻な影響を与える=香港各界は正常な秩序回復を呼びかけ」と題したその記事では、「雨傘革命」により公共交通が寸断された、株価が下落した、商業活動に影響があるなどの問題点を挙げ、香港の有識者や業界団体が「過激派」に運動撤回を呼びかけたと伝えている。(翻訳・編集/KT)

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