<仁川アジア大会>競泳・冨田、窃盗で略式起訴=韓国メディアは手加減報道?─中国メディア

Record China    2014年10月1日(水) 11時53分

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29日、競泳男子日本代表の冨田尚弥が韓国メディアのカメラを盗んだ件について、韓国の検察は窃盗罪で略式起訴すると発表した。写真は水泳競技の会場。

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2014年9月29日、競泳男子日本代表の冨田尚弥が韓国メディアのカメラを盗んだ件について、韓国の検察は窃盗罪で略式起訴すると発表した。30日付で、中国メディア・騰訊体育が伝えた。

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窃盗事件発覚後、冨田が事情聴取で容疑を認めたことから、正式に起訴されるか各方面から注目が集まっていた。29日、韓国検察は「アジア大会期間中であり、被害者も刑事処罰を望んでいないことから起訴猶予を検討したが、被害額が高額だったこともあり、最終的に韓国人と同等の基準を適応することにした」と説明した。しかし、韓国側も事態がさらに大きくなることを避けるために「略式起訴」とし、冨田に代わり罰金100万ウォン(約10万円)を立て替えた。その後、冨田も即日納付している。冨田は出国禁止令が解除され、いつでも日本に帰国できる状況だという。

冨田窃盗事件の発覚後、日本への対抗意識の強い韓国メディアは意外にもおとなしかった。日本オリンピック委員会(JOC)関係者は、「アジア大会は、日韓にとって関係改善のための重要な時期と重なる。アジア大会の雰囲気を盛り上げてきたアジア大会委員会側が韓国メディアに大目に見るよう促したのではないだろうか」と述べた。一方で、日本国内の世論は冨田を強烈に非難、「罪が軽すぎる!」とその矛先は日本代表団やJOCにも向けられている。

JOCは29日、「今後、日本代表団の規律、生活態度などの管理を強化する」としている。(翻訳・編集/CM)

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