ハルビンで開催された第9回アジア冬季大会の閉会式に出席するため中国を訪問したクック諸島のブラウン首相は中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）記者の単独取材に応じて、同大会の感想や、中国との戦略的パートナーシップ協定を高く評価する見方を語りました。

ブラウン首相は、「ウインタースポーツの競技会に出席するのは初めてだったが、科学技術と素晴らしい芸術表現を巧みに融合していた。本当に見事な演出だった」と述べました。

ブラウン首相はさらに、「クック諸島と中国が国交樹立から30年近くになるが、私は中国を訪れた4人目の（クック諸島の）首相だ。我々が締結した包括的な戦略的パートナーシップ協定は、両国が共に関心を持つ議題や共同などの、各分野での協力の枠組みを提供するもので、クック諸島と中華人民共和国の両国関係の重要なマイルストーンだ」と、同協定を高く評価しました。

ブラウン首相はさらに、「これらの合意は協力の精神に基づいており、多くの分野をカバーしている。まずは科学研究、革新と技術分野だ。中国は現在、多くの科学研究と技術分野で世界をリードしており、このようなパートナーシップや中国の関連機関、研究組織との協力を通じて、クック諸島の科学技術力の向上を支援していただきたい。このことは我々とって重要な意義を持つ」と強調しました。（提供/CRI）