日本、首脳会談実現めざし中国と多方面から接触も、「中国の強硬すぎる態度」に困惑―中国メディア

Record China    2014年9月30日(火) 7時0分

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28日、日本は多方面のルートから今秋に控えたAPECでの首脳会談開催の実現を目指しているが、中国は歴史認識や尖閣諸島に関する譲歩を「前提条件」として譲らず、日本側からは「中国は強硬すぎる」との声が漏れている。写真は天安門。

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2014年9月28日、日本は多方面のルートから今秋に控えたAPECでの首脳会談開催の実現を目指しているが、中国は歴史認識や尖閣諸島に関する譲歩を「前提条件」として譲らず、日本側からは「中国は強硬すぎる」との声が漏れている。参考消息が伝えた。

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福田康夫元首相の訪中、国連での日中外相会談、谷垣禎一幹事長と程永華(チョン・ヨンホワ)駐日大使との会談など、日中の接触は増え続けているものの、中国側は歴史認識や尖閣諸島問題に関する「前提条件」を崩そうとしない。

中国は、安倍首相が靖国神社には参拝しないと宣言すること、尖閣諸島に「領土問題」が存在すると認めることを首脳会談実現の前提条件だとしている。日本側は「首脳会談に条件を付けるべきではない」としている。

24日、三ツ矢憲生前外務副大臣が北京を訪問し、中国共産党の対外連絡部幹部と会談した。三ツ矢氏が白紙での首脳会談開催を訴えると、中国側は「白紙といいながらもう草稿が書かれている」と返したという。これについて、谷垣幹事長は「中国はやはり強硬だ」と顔をしかめた。

安倍首相が今年8月15日に靖国神社を参拝せず、親中派の谷垣氏を幹事長に選んだことなどは、中国との関係改善を訴えるメッセージだとみられている。また、国連総会でも中国の海洋活動をけん制する発現がなかったことから、日本側は「温和路線」に切り替わったとの見方がされている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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