今年の春節連休、無形文化遺産観光が人気上昇―中国

CRI online    2025年2月5日(水) 16時50分
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中国の今年の春節連休は無形文化遺産観光の人気が上昇しました。写真は北京市内にある東岳廟の縁日。

春節(旧正月)が国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産に指定された後初めて迎えた今年の春節の連休期間中、新年旅行のキーワードは「無形文化遺産」でした。チャイナ・モバイル傘下の「梧桐ビッグデータ」によると、今年の春節連休中の観光客は前年同期比で12%増加しました。春節ならではの雰囲気を楽しめる人気の高かった旅行先は、北京と広東、安徽、福建、陝西の各省でした。うち北京の縁日、広東省潮州、汕頭市の英歌舞(演劇、舞踊、武術を組み合わせた民俗芸術)、安徽省の魚灯(魚の形をしたちょうちん)、福建省南部の遊神(神々の行列を模した伝統的な民俗行事)、西北地区の社火(土地神と火の古代崇拝に由来する伝統的な祝祭日のイベント)など無形文化遺産の民俗イベントが人気の選択肢となりました。

また、氷雪旅行も再び注目を集めました。ハルビンは依然として人気の目的地で、観光客は前年同期比で6%増加したほか、ビッグデータプラットフォームによると、外国人の増加も目立ち、連休期間中ハルビンを訪れた外国人観光客は同42%増えました。また、南方のスキー場を訪れる観光客も同10%伸びました。

「240時間トランジットビザ免除」の新政策が後押しして、今年の春節休暇期間に中国に入国した観光客は同10%増加し、伸び率が高かった国は韓国79%、インドネシア46%、フランス39%でした。東南アジアからの観光客は上海成都重慶、舟山、広州など南方の都市を選ぶ傾向にあり、欧米人の観光客は北京、上海、広州、深センなどの都市を好んでいます。(提供/CRI

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