2014年9月26日、中国の女優チャン・ツィイー（章子怡）の母親が、間もなく香港で上場する企業の株式を所持しているため、ツィイーが中華圏芸能界きっての富豪になると報じられている。中国新聞網が伝えた。

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香港で上場準備を進めている中国企業・萬達商業地産は、昨年の中国トップ富豪に選ばれた王健林（ワン・ジエンリン）氏によるワンダ・グループ（万達集団）の傘下企業。チャン・ツィイーの母親は、2008年から同社の株式を所持している。現在所持している株は0．46％で、もし上場に成功すれば、16億元（約285億円）を超える資産価値となる。このため、チャン・ツィイーが中華圏芸能界でもトップクラスの富豪になるのは、間違いなしとされている。

このニュースに絡んで、最も世間の関心を集めているのが、ツィイー自身とワンダ・グループの密接な関わりだ。ツィイーは昨年、同グループが山東省青島市に建設する世界最大級規模の映画スタジオの起工セレモニーに、レオナルド・ディカプリオ、ニコール・キッドマン、キャサリン・ゼダ＝ジョーンズといったハリウッドスターと並んで登場。さらに、ツィイーが初プロデュースした2009年の映画「ソフィーの復讐」には、グループ関連会社でゼネラルマネジャーを務めた人物が出資している。（翻訳・編集/Mathilda）