春節帰省ラッシュがピークに、新たなトレンドは「逆方向移動」―中国

CRI online    2025年1月29日(水) 16時30分

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中国の大手通信会社・中国移動傘下のビッグデータプラットフォーム「中国移動梧桐」によると、2025年春節の旅行と消費がピークに達しています。写真は武漢駅の待合ホール。

中国の大手通信会社・中国移動(チャイナモバイル)傘下のビッグデータプラットフォーム「中国移動梧桐(https://bigdata.10086.cn/)」によると、2025年春節(旧正月)の旅行と消費がピークに達しています。春節前の1週間は、帰省客の割合が、春節特別輸送態勢「春運」(1月14日〜2月22日)が始まる前の14%から39%へと大幅に跳ね上がりました。帰省して家族団らんで過ごすことが、依然として春節連休中の多くの中国人にとって主な選択肢であることがわかります。出稼ぎ労働者の帰省に伴い、広東省広州市、江蘇省蘇州市、湖北省武漢市などの雇用機会の多い都市では人口密度が目立って低下しています。

「家族団らん」という不変のテーマの下、ここ数年は、親が子どもの働く都市に出向いて春節を迎える「反向春運」と呼ばれる逆方向移動が新しいトレンドとなっています。今年の「春運」が始まって以来、こうした逆方向移動を行う人々の規模は前年同期比で10%増加しました。それは主に、江蘇省や四川省、浙江省などから北京市、上海市、広東省深セン市、浙江省杭州市、陝西省西安市などの大都市への移動に集中しています。

ほかにも、データ分析によると、春節前に新しい服を買ったり、正月用品を購入したりする駆け込み需要が旺盛なため、中国各地の商業地区では客足がピークを迎え、主要商業地区の春節前1週間の1日あたりの客足は平日比で33%増加しました。同時に、オンライン消費の押し上げ効果も顕著で、旅行関連アプリの1日あたりのアクティブユーザー数は平日と比べて25%、交通チケット購入アプリで36%、イベントチケットアプリで29%増加しています。(提供/CRI

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