新たに建造された世界最大で環境に最も優しく9100台を運搬できる自動車ローロー船が5日午後、海事、出入国検査部門などの立ち会いの下、中国中部江蘇省南通市海門で引き渡され、上海に向かいました。

この自動車ローロー船は、招商工業海門基地で建造された3隻目のデュアル燃料とゼロカーボン対応の「オーロラクラス」自動車ローロー船で、全長199．9メートル、型長196．4メートル、型幅37．6メートル、型深さ14．53メートル、設計喫水9．35メートル、1回の運搬能力は9100台に達しています。この船は低速デュアル燃料のメインエンジン1台とデュアル燃料発電機3台を搭載しており、液化天然ガス（LNG）と通常の燃料を使用することができ、ノルウェー・オスロに本部を置く国際的第三者認証機関のノルウェー船級協会（DNV）が発行した「アンモニア燃料対応」と「メタノール燃料対応」の船級認証マークを備え、現在の自動車輸送船分野で初めてカーボンニュートラル燃料を使用でき、現時点で世界最大かつ最も環境に優しい自動車輸送船でもあります。

同船の順調な引き渡しを支援するため、南通市の海事、出入国検査など多くの部門は「ワンストップ式」サービスを通じて、船のスムーズな出港を確保しました。（提供/CRI）