<仁川アジア大会>地元メディアが「ずさん」と批判記事=「予算をいったいどこに使ったのか?」―中国メディア

Record China    2014年9月24日(水) 10時6分

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23日、新浪によれば、開幕から4日目を迎えている仁川アジア大会について、韓国メディアが大会の運営力の低さを「ずさんだ」と痛烈に批判する記事を掲載している。写真はアジア大会会場。

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2014年9月23日、中国のポータルサイト・新浪(Sina)のスポーツチャネルによれば、開幕から4日目を迎えている仁川アジア大会について、韓国メディアが大会の運営力の低さを「ずさんだ」と痛烈に批判する記事を掲載している。

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韓国メディアDailianは、「選手たちは汗を流しているのに、大会組織委員会は適当」との見出しで仁川アジア大会を批判する記事を掲載。今大会は2002年の日韓ワールドカップ(W杯)と釜山アジア大会以来、12年ぶりに韓国で行われる大規模なスポーツ大会だが、組織委員会の準備不足が原因で、あちこちから不満や批判の声が上がっているという。

開会式はただの韓流スターのコンサートと化しており、多くの人が席を立った。聖火の最終点火者もスポーツ選手ではなく、芸能人だったことが批判的に受け止められた。開会式を演出した林権沢(イム・クォンテク)総監督は、広州アジア大会と比べて予算が厳しかったことが、開会式でのさまざまな問題の原因だと話している。

しかし、準備不足が原因の問題はその後も続いた。21日には聖火が消えるハプニングがあったが、組織委員会の責任者の話から聖火台のテストが行われていなかった可能性が浮上。さらに、アーチェリー競技会場に不備が見つかったほか、バドミントンの試合中の停電、多額の改装費を使いながらまったく売れない射撃競技の観戦チケット、日本ハンドボール選手団の試合後インタビューでの通訳手配ミス、試合会場のトイレ故障など、枚挙にいとまがない。

記事は、「仁川大会の予算は2010年の広州大会の10分の1程度。とはいえ、それでもかなりの額に上るはずなのに、いったいどこに使ったのか?」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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