上海税関、密輸された絶滅危惧種サンゴの生体426株を押収

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上海税関傘下の上海浦東国際空港税関は密輸された絶滅危惧種サンゴの生体426株を押収しました。

上海税関傘下の上海浦東国際空港税関はこのほど、「イソギンチャク」と申請された入国観賞用水生動物を検査したところ、貨物に隠蔽(いんぺい)の疑いがあったことから、計18箱の貨物をすべて開けて徹底的に調べたところ、各箱の下部にはサンゴの生体が隠されており、計426株がありました。

鑑定によると、このサンゴはイシサンゴ目チョウジガイ科の動物で、ワシントン条約(CITES:絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)付録IIおよび中国の「国家重点保護野生動物リスト」に保護種として明記されています。同案件は現在、税関の密輸取締部門に引き渡されています。

サンゴは海洋生物であり、観賞性が高いものです。サンゴの密輸行為は野生動物の資源と生態環境を直接損なうことになります。「中華人民共和国税関法」、ワシントン条約および「中華人民共和国野生動物保護法」などの法律や法規に基づき、国家絶滅危惧種輸出入管理機構が発行する「輸出入許可証明書」または種証明を合法的に保有する場合を除き、絶滅危惧種およびその製品の国内での取引、所持、郵送が禁止されており、状況が深刻で犯罪に該当する場合は法に基づき刑事責任が問われます。(提供/CRI

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