2014年9月23日、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の初ハリウッド映画として注目される「Great Wall（仮）」（万里の長城）に、米俳優マット・デイモンが出演の意向を示しているという。映画情報サイトの時光網が伝えた。

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15世紀に中国へやって来た2人の英国人が、万里の長城の建造を目の当たりに。長城には騎馬民族の侵入を防ぐほか、別の大きな目的があった…。この長城ミステリーを描くのが、米中合作映画「Great Wall（仮）」だ。2011年にも製作情報が浮上し、映画「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック監督と俳優ヘンリー・カヴィル、ベンジャミン・ウォーカーの起用が伝えられたが、クランクインしないままそれぞれ降板している。

今年6月、ズウィック監督に代わり、チャン・イーモウ監督がメガホンを執ることが明らかになった。さらにこのほど、チャン監督の大ファンだという米俳優マット・デイモンが、出演の意向を示していることも明らかに。デイモンは2011年のチャン監督作「The Flowers of War」（金陵十三釵）にも出演予定だったが、最終的にクリスチャン・ベールが入れ替わることになった。それだけに決定すれば念願をかなえることになる。

同作については、製作会社オリエンタル・レジェンド・メディア（伝奇東方公司）のピーター・ロア代表が、このほどトロント映画祭において言及。脚本はすでに完成し、来年にもクランクインすると語っている。（翻訳・編集/Mathilda）