2014年9月22日、アップルのスマートフォン「iPhone 6」は中国では未発売だが、中国国内ではすでに高値が付き、海外では「iPhone 6」を手に入れるため徹夜で並ぶ中国人の姿が見られた。これについて韓国のメディアは「なぜ？」と首をかしげている。法制晩報が伝えた。

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韓国でも若者を中心にアップル社製品を使う人が増えているが、中国での熱狂的人気には遠く及ばない。ソウルでアップルストアを目にすることはほとんどなく、代わりにサムスンやLGなどの携帯電話販売店が乱立している。韓国に留学している中国人学生によると、品質保証や価格面でのメリットのほか、韓国人の「自分のものが1番」という心理が働いている。さらに韓流スターの影響も小さいとは言えない。ドラマで人気俳優が使うスマートフォンはほぼ100％がサムスン製だ。

韓国は70年代、現在の朴槿恵（パク・クネ）大統領の父である朴正煕（パク・チョンヒ）大統領時代に電子産業と自動車産業が急速に発展した。韓国製は日本や米国を追い越し、韓国人は国産を好むようになった。伝統的な愛国心に加え、自国製品を使うことにプライドを感じるようになったのだ。現在では韓国人にとってメイド・イン・コリアを選ぶことが当たり前となっている。（翻訳・編集/YM）