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旧731部隊本部の建物が一般公開を再開しました。
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2024年12月13日は中国の11回目の「国家追悼日」です。中国東北部の黒龍江省ハルビン市にある「侵華日軍731部隊罪証展示館」によると、1か月余りをかけて準備作業を進めてきた旧731部隊本部の建物をこの日に合わせて再び一般公開し、中国を侵略した日本軍による細菌戦に関する貴重な実物と史料の特別展も同時に始めました。
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今回の一般公開の再開で特別展と同時に、「殉難者名簿の壁」も公開されました。旧731部隊本部建物の1階中央廊下にあり、長方形の黒い石板3000個で作られた「殉難者名簿の壁」は、厳粛で荘厳な長い廊下の形となり、731部隊の人体実験と細菌戦の被害者を記念しています。
研究者らは公開再開の準備で、「特別移送」の一次史料や日本憲兵の裁判資料、戦後の「国境を越えた証拠収集」のインタビュー・口述記録などさまざまな史料の比較、調査、研究、細心の整理により、最終的に「殉難者名簿」の人数を2805人と確定しました。うち731部隊の「四方楼」での人体実験の犠牲者は1549人で、その中には中国人、ソ連人、モンゴル人、朝鮮人がいます。また、中国南部地域で日本軍の細菌戦による攻撃を受けた中国人の犠牲者が1256人です。このほか、姓名の分からない犠牲者の石板195個も合わせて展示されています。
また特別展では、侵華日軍731部隊罪証展示館が近年になり、新たに収集した代表的な書籍、史料、文物、文献出版物計2082点を集中展示します。これらの新しい証拠と史料は、既存の史料の重要な補足となり、細菌戦分野の研究の深化と拡大に重要な支えを提供すると見られています。(提供/CRI)
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