汚染野菜が食卓へ=中国の深刻な土壌汚染、問題解決へ道のり険しく―米メディア

Record China    2014年9月23日(火) 6時20分

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21日、急速な経済発展の代償として、中国で深刻な土壌汚染により耕作地などに重大な被害が発生している。写真は重金属汚染が深刻な広東省汕頭市潮陽区の貴嶼鎮。

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2014年9月21日、米国際ラジオ放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語サイトによると、急速な経済発展の代償として、中国で深刻な土壌汚染により耕作地などに重大な被害が発生している。

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中国では経済発展と都市化により耕作地が減少している上、深刻な土壌汚染が耕作地不足に拍車をかけている。中国では耕作地の約5分の1が重金属や有害な化学物質によって汚染されているとされ、汚染された穀物や野菜が食卓に上るようになっている。

中国政府も土壌汚染の深刻さを認識してはいるものの、問題解決への道のりは険しいと専門家は話す。中国政府には有害な廃棄物や化学物質の生産・使用を追跡、報告させるシステムが存在せず、汚染に関するデータも不足している。また、中国環境保護部が全国調査を行ったことはあるものの、その結果は国家機密に指定されており、汚染の実態や問題解決の障害がどこにあるかも明らかにされていない。(翻訳・編集/岡田)

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