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中国海警局が4日夕に公開した映像によると、フィリピンの公船3003が非専門的かつ危険なやり方で中国海警船3302に接近し衝突を招いた。
中国海警局が4日夕に公開した映像によると、フィリピンの公船3003が非専門的かつ危険なやり方で中国海警船3302に接近し衝突を招いた。同日、フィリピンの沿岸警備船、公船および多くの漁船が中国の黄岩島周辺の領海に侵入した。その数日前には、フィリピンの多くの船が「漁獲」を口実に中国の南沙諸島の鱟藤礁の海域に不法に集まり、メディアの記者を伴って撮影や誇大宣伝を行った。中国海警はフィリピン船に対し法律・法規に基づいて必要な管理・コントロール措置を講じた。
あるアナリストによると、フィリピンによる海上での挑発的行動は、マルコス政権の南海問題における挑発的政策と一致する。この政策志向の最も直接的な目的は、いわゆる「ドッグファイト」方式をもって南海問題でうまい汁を吸い、世論の場で南海を巡る議題を引き続き加熱させ、中国を中傷し、「中国脅威論」を誇張するための材料を蓄積することだ。
中国政府は2日、「黄岩島の領海基線に関する中華人民共和国政府の声明」と関連海図を国連に提出した。これは、中国による「国連海洋法条約」締約国としての義務の履行であるとともに、黄岩島に対する主権と行政管轄の行使でもある。フィリピン側は同日、南海に再び侵入した。その狙いが、中国が黄岩島の領海基線発表後にどのような権利保護や法執行の措置を講じるかを探るためであることは明らかだ。その背後にはまた、国内の矛盾を移し替え政治上の私利を得ようとするマルコス政権の思惑と、南海での不法な所得を固め不法な主張を拡大するフィリピン側の動機がある。同時に、今後の米国との関係の動向に対するフィリピンの懸念と焦りも反映していて、フィリピンは海上での挑発を通じて米国に対し、この問題を忘れないよう注意し、ひいては米国をこの問題に「拘束」し、米国の次期政権がフィリピンにさらに多くの実質的な支援をするのを期待している。
南海問題の処理における中国の考え方と立場は継続性と安定性を維持している。中国は終始、直接当事国との交渉と協議を通じた南海を巡る争いの解決を堅持すると同時に、フィリピンとの海洋を巡る争いの動向に対しても十分の準備と明確な認識があり、自らの領土主権と海洋権益を引き続き断固守る。フィリピンが間違った考えに固執して譲らず、引き続きもめ事を起こすなら、相応の痛い代償を払うことになるだろう。(提供/CRI)
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