中国の大気汚染対策、豪州の石炭産業に大打撃、損失額は数百億円か―豪紙

配信日時:2014年9月21日(日) 11時20分
中国の大気汚染対策、豪州の石炭産業に大打撃、損失額は数百億円か―豪紙
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17日、中国政府は大気汚染問題を解決するため、低品質石炭の輸入・販売を来年から禁止する。これにより、オーストラリアの石炭産業が大打撃を被る可能性が出てきた。写真は中国のスモッグ。
2014年9月17日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、大気汚染対策として中国政府は来年から低品質石炭の輸入・販売を禁止する。この措置により、海外最大の石炭供給国であるオーストラリアの石炭産業が大打撃を受ける可能性が出てきた。18日付で環球時報が伝えた。

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中国で来年1月1日に施行される措置により、灰含有量16%以上または硫黄含有量3%以上の石炭の輸入・販売が禁止に。同時に、発電用燃料として使われる低品質炭の褐炭については、灰含有量30%以上または硫黄含有量1.5%以上が禁止となる。

オーストラリアは毎年4900万トンの発電用褐炭を中国に輸出している。来年施行の措置で、このうちの大部分が禁止対象となる見込みだ。これにより、オーストラリアの石炭産業は数百億円の損失が出る恐れもある。さらに中国政府は今年、石炭の輸入を5000万トン削減する方針だ。オーストラリアの石炭業界関係者は「中国側の提示した基準を必ずクリアすることができる」と話している。(翻訳・編集/本郷)
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